1.OSの役割 OS (Operating
System)は「コンピュータのハードウェア(機械)を監視しつつ、それを使用しやすくしてくれる」ものです。
例えば、パソコンにプリンタを接続するとドライバと呼ばれるソフトをインストールするだけで簡単にプリンタで印刷が出来るようになりますが、こういった環境を作っているのがOSなのです。またワープロや表計算といったソフトはOS上で動くものでアプリケーションソフトと呼ばれます。
OSが変更されるということはそれに合わせたハードウェアやアプリケーションソフトの開発が必要になってきます。 |
○最近、発売されたWindows Vista 検索機能の向上はすばらしい! |
2.OSの種類と違い
○Windows(ウィンドウズ)
ほとんどの方がマイクロソフト社の「Windows」を使っています。ほとんどの方がこのパソコンを購入されます。ソフト(アプリケーション)やハードウェアがたくさんありますので汎用性が高いといえます。いろんなソフトやハートをつないで楽しむことができます。会社や一般学校で使われているのはこのWindowsパソコンです。
○Mac OS(マック OS)
MAC(マック:マッキントッシュ)以前、スケルトンデザインのPCで流行しました(iMAC)。デザインや音楽など、主にアート系(デザイン・マルチメディア)の処理を得意とするパソコンです。OSにアップルコンピュータ社の「Mac
OS」を使っています。 Windowsパソコンとちがい、ハードもソフトも同じアップルコンピュータ社が作っています。
高い性能が必要なデザインや音楽の処理を得意とするので高価になります。デザイン・印刷業界や音楽業界、3D作成などに興味のある方はMacがいいと思います。
○UNIX(ユニックス)
ネットワーク企業や研究機関で使用されているOSです。パソコンより上のワークステーションで使用されます。一般向けではありません。
○Linux(リナックス)
オープンソース(仕組みを公開している)で無料のOSです。ワープロソフトや表計算ソフトも無料で手に入ります。オープンソースになっているので必要な機能を追加することも自主開発することもできます。無料ですのでライセンス料もかかりません。官公庁も注目しているOSです。しかし、現段階ではマイクロソフト製品と互換性がないようです。つまりワードで使用した文書をLinuxのワープロソフトでは開くことが出来ないということです。しかし、オープンソースですのでそのうち解消されるでしょう。将来性が楽しみなOSです。
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